花巻

共に50年いい夫婦

結婚50年の節目を祝った金婚慶祝会
花巻市内66組の金婚祝う

 結婚50年の節目を迎えた夫婦を祝う花巻市金婚慶祝会(市社会福祉協議会主催)は「いい夫婦の日」の22日、同市湯口の渡り温泉ホテルさつきで開かれた。出席した夫婦が苦楽を共にした半世紀を振り返りながら絆を深め合った。

 1967年4月~68年3月に結婚した夫婦を中心に計66組が出席。市社協の髙橋勲会長は式辞で「半世紀にわたり力を合わせ、歴史を築かれてこられた。絆を改めて確かめ、これからも仲むつまじく健康で心豊かに暮らしていただきたい」と祝福し、上田東一市長、小原雅道市議会議長が祝辞を寄せた。

 県産天然木長寿桑の木のめおと箸が記念品として贈られた後、出席者を代表して同市高木、伊藤昇さん(74)が妻須美江さん(72)とステージに上がり「家庭を持って55年。近づかず離れず、程よい存在でいられたことが良かったのではないかと思う。口には出さないが妻には常に感謝している。2人そろって元気に長生きしたい」と感謝を述べた。

 式典後は祝賀会も催され、出席者は食事や神楽、子供たちのアトラクションなどを楽しみながら会話を弾ませていた。

奥州・胆沢区 7組が祝杯

 第7回奥州市胆沢区金婚を祝う会(市社会福祉協議会、胆沢区地域福祉推進協議会主催)は22日、同区若柳の焼石クアパークひめかゆで開かれ、区内の夫婦7組が苦楽を共に歩んだ半世紀を振り返った。

 当祝者夫婦と市社協職員、来賓が出席。市社協の岩井憲男会長は「半世紀にわたり築き上げられた夫妻の絆を大切に、今後ともご健勝で活躍いただき、地域の発展のために一層のご指導を賜りたい」とあいさつした。

 来賓祝辞に続いて、岩井会長らが芳賀聰さん(73)、ヤエ子さん(73)夫婦=同区小山=に記念品を贈呈。聰さんは「これまでの50年を振り返って考えさせられた。丈夫で長持ちし、よく我慢したと思う」と笑いを誘い、「多くの皆さんにお祝いしていただいたことは一生涯忘れることができない」と感謝を述べた。

 当祝者夫婦はグラスを手に乾杯し、祝謡やアトラクションを楽しみながら会話に花を咲かせていた。

▲夫婦7組の結婚50年を祝福した胆沢区金婚を祝う会

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