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県産リンゴ味わって 14日までPRキャンペーン 各地で販売、食を提供【岩手】

県産リンゴの試食や販売なども行われた「岩手アップルⅡweeks(ツーウイークス)2017」のオープニングセレモニー

 県内で初めて展開する県産リンゴのPRキャンペーン「岩手アップルⅡweeks(ツーウイークス)2017」のオープニングセレモニーは1日、JR盛岡駅滝の広場で行われた。14日までのキャンペーン期間中、百貨店などでの販売をはじめ、飲食店での県産リンゴの料理やスイーツの提供などを行い、県産リンゴのイメージアップと需要拡大を図る。

 本県はリンゴの生産量が全国4位で、1人当たりのリンゴ購入金額が全国1位となっている。「りんご産地岩手」のイメージを強く県内外に発信するため、県やJA全農いわてなどが初めて主催した。

 期間中は、県内65店舗の百貨店や量販店などでリンゴの販売フェアを行うほか、県内80店舗の飲食店では、県産リンゴの料理やスイーツを提供する「岩手のりんごdeメニューフェア」などを展開する。

 オープニングセレモニーで、達増拓也知事は「県内の飲食店や菓子店を含め、岩手のリンゴを楽しむ2週間なので盛り上げていきましょう」とあいさつ。

 JA県五連の久保憲雄会長は「今年は3度の台風に見舞われた。地域によっては大きな被害を受けたが、生産者の協力により例年より品質の良いリンゴに仕上がった」と述べた。続いてイメージソングや幼稚園児によるダンスが披露され、特製アップルパイも来場者に配布された。

 このほか、会場では、県産オリジナルブランド「冬恋」の出発式も行われた。

 関係者によると、「冬恋」と「はるか」を合わせた販売計画は、昨年の2倍となる1万6000ケース(1ケース10キロ)を予定しており、販売額は約1億円を目指す。上品な甘さと蜜入りは昨年以上に備わっているという。

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