北上・西和賀

夢に向かい決意 和賀東中 40回、節目の立志式【北上】

立志式で「私の決意」を表明する和賀東中の2年生

 北上市立和賀東中学校(畠山敏校長、生徒257人)の2017年度立志式は2日、同市和賀町長沼の同校で開かれた。今年は40回の節目で、2年生87人が「私の決意」と「立志の誓い」で成長への心構えを示した。

 かつての元服や裳着の儀を行う年齢を迎えた2年生に大人になる自覚を強めてもらおうと、1978年から始まった。同日は全校生徒と保護者、地域住民らが出席。畠山校長は「発表する言葉を胸に、夢に向かって生きる形を見出してほしい」と呼び掛けた。

 「私の決意」では、一人ずつ理想をしたためた色紙を演壇で披露した。口火を切った伊藤優汰君は「雲外蒼天」を掲げ、「努力すれば青い空が見える。本が好きなので将来関係する仕事に就きたい」と決意表明。このほか名前の由来から自分を見詰め直したり、入院体験から感謝の大切さを強調したりと、それぞれの立場で大志を描いた。

 「立志の誓い」では、責任や思いやりなどを盛り込んだ誓いの言葉を全員で唱和。2011年の特設鬼剣舞部の全国中学総合文化祭出場を機に独自制作して式に取り入れている歌「生きる形が見えてくる」を合唱した。

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