文士劇ポスター完成 実行委 来月公演PR【奥州】
第10回奥州市民☆文士劇「ヤマトタケル-帰ろう!ヤマトへ、まほろばの国へ-」のポスターとチラシが完成した。主人公ヤマトタケルをはじめ、作品をイメージしたデザインが施され、節目を迎える市民エンターテインメント舞台をPRする。公演は奥州市江刺区の江刺体育文化会館ささらホールで2018年1月27、28の両日に計3回行われる。
文士劇は、同ホールと実行委員会(高野誠司実行委員長)が主催。今回の作品は古代の英雄ヤマトタケルを題材に、華々しくも悲劇の英雄といわれる青年タケルが何を求め、どう生きたかったのかが描かれる。キャスト41人、スタッフ45人と生バンドや当日スタッフも含め計160人が参加予定で、キャストの稽古、大道具、小道具、衣装などの準備が進められている。
ポスター、チラシのデザインは実行委員で美術班長の飯坂恭治さん(71)=金ケ崎町=が5年連続で担当し、切り絵でヤマトタケルやたたり神などを表現した。
飯坂さんは「思い切り自分の道を生きたヤマトタケルの生きざまを表すことができれば」とデザインのイメージを語る。ポスターは200枚、チラシは1万4000枚を作製して各所で掲示、配布している。
開演時間は1月27日が午後3時、同28日は午前の部が10時30分、午後の部は3時(開場はいずれも30分前)。チケットは全席指定で前売り1500円(当日2000円)。問い合わせは同ホール=0197(31)1607=へ。