桧笠に「若水」「磐井清水」 行事成功期し準備【一関】
一関市東山町の磐井清水若水送り実行委員会(安東正利実行委員長)は、元朝に行う第26回若水送りに向けた準備を進めている。6日は当日使う桧笠(ひがさ)の文字入れなどを行い、行事の成功を期した。
同日は同町松川の安東実行委員長方で、参列者がかぶる桧笠と、出発地点の周辺に設置するあんどんの文字入れ作業を実施。今回新たに新調したあんどんなどに、筆で「若水」「磐井清水」の文字を書き入れた。
若水送りは藤原秀衡の命により里人たちが元朝にくんだ若水を平泉まで届けた故事を再現し、2018年1月1日に同町松川から平泉町・中尊寺までの約20キロ区間で行われる。安東実行委員長は「22日まで行列の参加を募集しているので、多くの人に参加してほしい」と呼び掛けている。
申し込みは、安東実行委員長=0191(48)2618=、または千葉勝さん=0191(48)2018=、小原一郎さん=0191(48)2727=まで。