手製しめ縄で良い年を 大迫地区コミュニティ振興会【花巻】
大迫地区コミュニティ振興会文教厚生部の「正月飾りづくり教室」は7日、花巻市大迫町の大迫活性化センターで開かれ、地域住民11人が手作りのしめ飾りに新年の無病息災、家内安全を願った。
同町外川目の熊谷貞夫さん(75)が講師を務め、祭事などに用いられる「左縄」のこつを説明。「わらがはみ出ないように、束ねた中央部分の形を整える」などのポイントを伝え、参加者は手と足を使って作業した。
しめ縄に「房」と呼ばれるわらの束や飾りを取り付けて完成。同町大迫の沼田嘉郎さん(75)は「より方が難しかったけど、去年よりもうまくできた。自分で作ったしめ縄を玄関に飾れるのはうれしい」と話していた。