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ネクスコ新メニューコン・ブロック大会 金賞に「ボヌール八幡平」 岩手山SA上り線出品

岩手山SA上り線の「ボヌール八幡平」
県産食材でフレンチ

 2017年度「NEXCO東日本 新メニューコンテスト」北海道・岩手ブロック大会(ネクスコ東日本東北支社、ネクセリア東日本東北支店主催)は6日、盛岡市内で開かれた。「地元食材をアレンジしたごちそうメニュー」をテーマに開発したメニューを競い合い、東北道岩手山サービスエリア(SA)上り線(県北自動車)の「ボヌール八幡平」と、道央道輪厚パーキングエリア(PA)上り線(ネクスコ東日本リテイル)の「新しい北の食と出会う道『山海の旅路 彩丼』」の2点が金賞に輝いた。

 同大会は高速道のSA、PAが税込み1500円の同一価格設定を条件に地元食材の魅力を引き出す個性的なメニューの開発を競うもので、作品は▽思わずSNS(インターネット交流サイト)にアップしたくなるような華やかさ▽食器類など見栄えにこだわる▽18年5月31日まで継続販売する▽販売数量は限定不可-なども必須の条件とした。

 第12回の今回は岩手山、紫波、前沢各SAの上下線と輪厚PA上り線の7店舗が11月から販売している新メニューを出品。プレゼンテーションに続き料理の専門家やテレビ局のアナウンサーら9人の審査員が調理方法や見栄え、試食の結果などを基に審査を行った。

 ボヌール八幡平は八幡平牛をはじめ、県産のリンゴやホウレンソウ、ホタテなどを食材に使用した豪華なフレンチのコースメニュー。八幡平牛はくどさのない脂のうま味が特徴で、主に女性を意識し色彩や盛り付けなどにもこだわったという。

 山海の旅路 彩丼は北海道産の甘エビやホタテ、イカ、ジャガイモの「インカのめざめ」などを使用。山海の幸を彩り良く盛り付け、思わず写真を撮りたくなるような料理を意識して作った。

 審査員特別賞には岩手山SA下り線(ナックス)の「岩手山ろく花篭膳」と前沢SA下り線(平泉観光レストセンター)の「Dig in!奥州の恵み」が選ばれた。

 金賞の2点は来年3月20日、東京都内で開かれる決勝大会に進む。

 

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