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W杯スノーボード 岩渕(一関学院高)決勝へ 藤森、男子の大久保も

 【カッパーマウンテン(米コロラド州)時事】スノーボードのW杯は8日、米コロラド州カッパーマウンテンで男女ビッグエア第4戦の予選が行われ、女子は15歳の岩渕麗楽(一関学院高、キララクエストク)が90・00点で1組1位、藤森由香(アルビレックス新潟)が92・00点で2組1位となり、各組上位4選手による決勝に進んだ。広野あさみ(TJR)は予選落ち。第2、3戦で2位に入った鬼塚雅(星野リゾート)は出場していない。

 男子は大久保勇利(ムラサキスポーツ)が2組1位で予選を突破。国武大晃(STANCER)は敗退した。決勝は10日に行われる。

岩渕、勢い十分

 149センチの小さな体で勢いよく飛び出し、岩渕が切れのあるエアを見せつけた。予選1回目は高さ十分の2回転半の技で、ただ一人90点台をマーク。「練習からずっと良い状態でこられたので、自信があった」。2回目に藤森が上回ったが、そろって決勝進出を決めた。

 今年9月に初めてW杯に出場した15歳。慣れない大きなジャンプ台にも物おじしない。決勝は、女子では世界で数人しか跳べないといわれる大技「バックサイド・ダブルコーク1080」に挑戦するつもり。「(大会の)レベルが高いので、(大技を)出さなきゃいけない」と気合を込めた。

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