賞金の一部学び基金へ 日本女子プロゴルフ協【岩手】
日本女子プロゴルフ協会(LPGA)の関係者は15日、県庁を訪れ、県が設置する「いわての学び希望基金」に約1000万円を寄付した。
同協会は東日本大震災からの復興支援を目的に、2012年度から本県と同基金に寄付を続けている。今回は9月に八幡平市で初開催された「コニカミノルタ杯」を含め、17年ツアーでの選手獲得賞金の一部などを寄付した。
同協会の原田香里トーナメント事業部担当副会長、若林舞衣子プロ、土肥功留美プロの3人が県庁を訪問した。
目録を受け取った千葉茂樹副知事は「津波で被災した子供たちのため、大切に使わせていただく」と感謝した。
原田担当副会長は「選手たちが1年間頑張って獲得した賞金の一部のほか、一般の方からの寄付も含まれている。震災復興のために活用してほしい」と語っていた。
このほか、同協会は宮城県と福島県にも同様に寄付を行った。