白銀にシュプール 町営2スキー場 今季オープン【西和賀】
西和賀町営湯田、志賀来両スキー場は22日、2017年シーズンの営業を開始した。09年シーズン以来8シーズンぶりにスキー場開きと同日のオープンとなり、心待ちにしていたスキーヤーが初滑りを楽しんだ。
町教委によると、同日の積雪は湯田(同町湯之沢)が80センチ、志賀来(同町沢内)が59センチ。両スキー場とも無料開放され、このうち湯田では町内のスキーヤーらがゲレンデの感触を確かめながらスキーを満喫していた。
今シーズン初スキーとなった山本幸男さん(70)=同町川尻=は「スキー場開きの日のスタートは久しぶりでうれしい。きょうはじっくり滑りたい」と笑顔で語った。
オープンに先立ち、同町湯之沢のレストハウスゆのさわではスキー場開きが行われ、関係者やスタッフ、町職員、来賓ら20人が出席。細井洋行町長は「事故がないよう安全に十分気を付けていただきたい」とした上で、「地域活性化につなげたい」と期待を込めた。
今季の営業は両スキー場とも18年3月18日まで。問い合わせは湯田スキー場=0197(82)2410=、志賀来スキー場=0197(85)2914=へ。