一関・平泉

一関学院5位 全国高校駅伝 11年ぶり入賞 チーム過去最高 女子、盛岡誠桜は13位

県記録更新と過去最高の5位入賞でゴールし、ガッツポーズで喜びを表す下舘主将=24日、京都市西京極陸上競技場

 【京都・丹沢誠翔】男子第68回・女子第29回全国高校駅伝競走大会は24日、京都市の西京極陸上競技場を発着点とする男子7区間(42・195キロ)、女子5区間(21・0975キロ)で行われ、本県男子代表の一関学院(23年連続27度目出場)は県新記録となる2時間5分20秒でチームとして過去最高の5位となり、2006年の第57回大会以来11年ぶり4度目の入賞を果たした。女子の盛岡誠桜(11年連続11度目出場)も1時間9分51秒で過去最高の13位だった。【社会面に関連】

 一関学院は、1区小倉朝陽(2年)がスタート直後から先頭グループに食らい付き、15位でたすきをつなぐと、2区澤田大輝(3年)も粘りの走りを見せ、外国人留学生が集う3区で及川瑠音(2年)が日本人トップとなる区間5位の走りで9位に押し上げた。

 4区佐藤陸(3年)、5区菅原立(3年)、6区東太陽(3年)も踏ん張り、10位で最終7区へ。アンカー下舘真樹主将(3年)は序盤から飛ばして中間点で6位まで上がると、トラックに入ってからもさらに順位を上げ、最終的に5人抜きの区間賞を獲得する快走で5位でゴールした。

 一関学院としては、04、06年の7位、03年の8位を上回り、タイムも従来の県記録だった04年の2時間5分42秒を超えていずれも過去最高となった。下舘主将もチームとして初の区間賞の快挙を果たした。

 盛岡誠桜は、エース区間の1区で鈴木樺連(3年)が18位と好走すると、後続も力走を続け、最終5区でアンカーの田川友貴(3年)が7人抜きの区間4位の走りで一気に13位に上げた。

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