奥州・金ケ崎
歌、ダンスで感動舞台 小中高生がミュージカル【奥州】
「いさわジュニアミュージカルスクール」（ＮＰＯ法人胆沢文化会館自主事業協会主催）の公演が24日、奥州市胆沢区南都田の胆沢文化創造センターで行われた。小学１年生から高校３年生が年代別に２演目を披露。培った歌とダンス、演技力で夢と感動の世界を体現した。
同スクールは２００１年度にスタート。発足当時からＮＰＯ法人劇団ゆう（滝沢市）の指導を受けながらミュージカルに取り組んでいる。17年度は39人が受講し、５月からレッスンを重ねてきた。
今回は小学４年生以下が「赤毛のアン」を演じ、同５年生以上は「フランダースの犬」を10年ぶりに再演。劇団ゆうや同スクールのＯＢらでつくる胆沢スタッフも舞台を盛り上げた。
「赤毛のアン」は、空想好きでおしゃべりな少女アンと親友ダイアナや子供たちとの友情を描いたストーリー。アン役の和賀柚子さん（稲瀬小４年）は「毎日家で練習して皆さんにお披露目できるくらいにまで上達した」と、プロ顔負けの演技力で観客を物語の世界に引き込んだ。
