箱根路粘り強く 市、早大競走部へ鏡餅【一関】
一関市は、第94回東京箱根間往復大学駅伝競走(来月2、3日)に出場する早稲田大競走部の活躍を願い、同部に鏡餅を贈る。26日には、市役所花泉支所の職員が梱包(こんぽう)作業を行い、同部の合宿所に発送した。
鏡餅の贈呈は勝部修市長の発案で始まり、今年で6回目。同部は1990年から同市花泉町で強化合宿を実施し、市民を対象としたランニング教室を開いているほか、同町の有志でつくる箱根駅伝早稲田大競走部支援実行委員会が同駅伝ゴール付近で餅を振る舞うなど、長年交流している。
同日は、職員が約8キロのもち米を使った2段の鏡餅をビニールで丁寧に包むなどして、発送の準備を整えていた。
猪股晃支所長は「『もちのまち一関』から鏡餅を贈り、箱根駅伝をはじめ、各種大会で活躍するよう祈念したい。餅のように粘り強く、最後まで走り抜いてほしい」と活躍に期待を込めた。