初の女性活躍企業認定 県 プラザ企画(奥州)など【岩手】
県が独自に創設した「いわて女性活躍企業等認定制度」の認定書交付式は28日、県庁で行われ、女性の活躍推進に取り組む県内の3事業所1法人に初めて認定書が交付された。
認定書が交付されたのは東野建設工業、岩手大、北日本朝日航洋(以上盛岡市)、プラザ企画(奥州市)。
同制度は、女性の活躍推進に積極的に取り組む県内企業を知事が認定し、取り組みを公表することで、企業などの自主的な取り組みの促進を図ることを目的に10月に創設された。
認定基準は企業などの経営トップが女性の活躍推進に向けた取り組み方針を従業員に対して宣言していることや、女性活躍推進法に基づく「一般事業主行動計画」を策定し、岩手労働局に提出しているなど、2段階に設定している。
今回認定された団体のうち、東野建設工業がステップ1、それ以外はステップ2として認定された。
達増拓也知事は、各団体の代表に認定書を手渡して「女性活躍推進の牽引(けんいん)役となって、県内企業などに女性活躍推進の取り組みが広く周知普及されるよう引き続き協力をお願いしたい」と述べた。
プラザ企画の堀内恵樹取締役支配人は「社内の中でも広く周知して、働く女性の選択肢を増やすことで活躍する機会を広げていきたい」と話していた。