奥州・金ケ崎

あっぱれ「ふじ山」 江刺・暁学園書き初め会【奥州】

書き初めに臨む暁学園の園児親子

 奥州市江刺区愛宕の暁学園(有馬暁山園長)で3日、書き初め会が開かれた。今春、小学校に入学する5歳児13人が親と一緒に臨み、力強い筆運びで「ふじ山」を書き上げた。

 書家の有馬園長が「元気に力強く書けば立派な1年生になれる」と話し、一文字ずつ手本を示しながらバランスや点を打つ位置、書き順などを丁寧に説明した。

 例年20人前後いる5歳児が今年は少ないため父母も一緒に参加。正座して並んだ親子は有馬園長の指示に従って筆に墨を付け、長半紙いっぱいに堂々と書いた。

 同区岩谷堂の菊地琉依ちゃん(6)は「教えられた通りに書けた」と話し、小学校以来という会社員の父裕さん(33)は「お風呂の壁で一緒に練習したが、子供の方がうまかった」と苦笑い。

 作品は審査後、19~24日に区内のスーパー・スーパーマーケット・サンエーに展示される。

 同園は、子供が文字に興味を持ち始める時期の適切な指導が落ち着きや文字への理解に有効として長年、年長児の活動に書道を取り入れている。

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