花巻

来月11日 わんこそば全日本大会 60回記念【花巻】

わんこそば全日本大会のPRポスター
大食い横綱対決も

 わんに盛られたそばの食べた杯数を競う恒例の「わんこそば全日本大会」(運営委主催)は、2月11日に花巻市若葉町の市文化会館で開かれる。今回は60回記念として地方の予選を勝ち抜いた大食い自慢も出場し、大会を盛り上げる。運営委は多くの応募を呼び掛けている。6日締め切り。

 江戸時代に盛岡藩の殿様が上京する際、花巻に立ち寄り出された少量のそばを気に入って何度もお代わりをしたことに由来するという「わんこそば」。同大会は花巻名物のわんこそばを広めようと1957年から毎年開かれ、毎回、全国から大食い、早食い、胃袋に自信のある男女が挑んでいる。

 大会は小学生(3人一組、定員10組)と団体(同、同40組)、個人(同20人)の3部門。小学生は1人3分、団体は1人5分を持ち時間に食べた合計杯数を争う。個人は団体と同じ5分間。力士ならぬ「食士」と呼ばれる出場者が、行司の掛け声とともに杯を重ねる。

 予選会「地方巡業」は海外2カ所を含む計10カ所で開催。大会では、優勝した10人が「地方場所千秋楽横綱対決」に出場し、5分間のそばとの“戦い”を繰り広げる。

 麺の量はわんこそば10杯でかけそば約1杯分。大会記録は58回大会で記録された258杯で、1分間に51杯以上を平らげた計算。記録保持者の男性が前回まで4連覇している。

 参加料は小学生が1組1500円、団体は同6000円、個人は2000円。事務局によると、既に遠くは北海道や東京などから申し込みが寄せられているという。応募多数の場合は抽選で出場者を決める。

 大会の詳しい内容、申し込み方法は花巻青年会議所の公式ホームページで確認できる。問い合わせは同会議所=0198(24)2025=へ。

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