奥州・金ケ崎

町農業賞、農民文化賞 受賞者が決定 髙橋長栄さん、文子さん/朝倉一雄さん【金ケ崎】

髙橋長栄さん、文子さん夫妻
朝倉一雄さん

 金ケ崎町の2018年町農業賞、町農民文化賞の受賞者が決まった。町農業賞は畜産(繁殖)部門で髙橋長栄さん(65)、文子さん(63)夫妻=同町永栄茶畑=の1組、町農民文化賞には郷土芸能で朝倉一雄さん(80)=同町永栄河子端=が選ばれた。表彰式は9日、町中央生涯教育センターでの新年交賀会の席上で行われる。

 町農業賞は農業経営・農業振興に顕著な業績を挙げ他の模範となる個人・団体に、町農民文化賞は昔から農民によって培われた文化の伝承と風土に根差した新しい文化の創造に寄与した個人・団体に贈られている。主な功績は次の通り。

 ◇町農業賞・畜産(繁殖)部門▽髙橋長栄さん・文子さん=長栄さんは高校卒業後、1970年に新規就農し、73年に和牛繁殖事業への取り組みを開始。現在の労働力は夫妻ら3人で、経営規模は繁殖雌牛20頭、採草放牧地280アール、アスパラガス20アール、作業受託500アール。血統が良く、健康で連産できる繁殖雌牛の導入および保留、粗飼料主体の適度な栄養管理、十分な運動と日光浴ができる場所の確保を基本として繁殖成績改善に向けた経営を行い、2017年9月に所有繁殖雌牛「ひさき号」が第11回全国和牛能力共進会に出品された。町内では20年ぶりの快挙で、繁殖農家への意欲増進効果や、経営複合化、第三者経営継承事業を志向する潜在的担い手に刺激となることも期待される。

 ◇町農民文化賞・郷土芸能▽朝倉一雄さん=1958年に、地域で以前行われていた富士麓行山細野鹿躍(ししおどり)を復活させようとする活動の発起人から誘われたことをきっかけに細野鹿躍を始めた。15人ほどが毎夜練習を重ね、町内外の催しで披露するようになったが、メンバーが欠け活動を一時中断。79年ごろ再び復活への活動が起こり師匠および中立として、2008年ごろからは庭元として後継者の指導、育成に努め、16年に引退した。平泉流細野念仏剣舞のおはやしとして笛吹き、太鼓にも参加し、地域の伝統芸能伝承に尽力した。

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