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いわて雪まつり メインは岩手高原 雪不足対策、6会場に広域化

雫石町の小岩井農場で開かれてきた本県を代表する冬のイベント「いわて雪まつり」。今年から岩手高原スノーパークをメインとする町内外6会場で開催される(資料)

 2017年で半世紀の歴史を重ねた本県を代表する冬のイベント「いわて雪まつり」は、第51回を数える今年から開催形態が大幅に変わる。雪不足の影響から、ここ数年制作する雪像を減らすなど開催規模の縮小を余儀なくされたためで、会場をこれまでの小岩井農場(雫石町)から岩手高原スノーパークをメインとする町内外6会場とし、広域化によるスキー場との相乗効果などを狙う。

 第51回いわて雪まつりの開催期間は2月14日から18日までの5日間。同町の岩手高原スノーパークをメイン会場とし、網張温泉スキー場、雫石スキー場、小岩井農場の町内4会場のほか、盛岡市の盛岡手づくり村、滝沢市のたきざわ自然情報センターも会場とする。

 岩手高原スノーパークには自衛隊が制作するゲートとステージ、迷路のメイン雪像(3基)と民間団体が制作するテーマ雪像(6基)、一般公募する小雪像(10基)を設営。ステージショーや屋台村の設置、打ち上げ花火などを行う。雫石スキー場は「雪遊びパラダイス」と位置付け、そりやチュービングなどを楽しんでもらうほか、忍者をテーマにしたイベントなども計画。網張温泉スキー場には雪見風呂や雪灯籠を作り、のんびりとくつろいでもらう。

 このほか、小岩井農場でかまくらジンギスカンやスノートレインなどのイベントを開催。盛岡手づくり村では雪まつりと連動した雪見酒や地酒の試飲・販売などを行い、たきざわ自然情報センターでは鞍掛山麓でのスノーシュートレッキング体験などを予定する。

 会場が分散するため期間中は小岩井農場を拠点に会場間で無料シャトルバスも運行し、来場者の利便を図る。

 雪まつりは16、17年と2年続けて雪不足に悩まされ、雪像を当初の予定から減らすなど開催規模の縮小を余儀なくされた。来場者数も16年は10万2000人、17年は15万1000人と、それまでに比べて少なめだった。

 深谷政光町長は「ここ2年ほどは雪不足による準備や運営上の苦労が大きかった。議論を重ねた結果、標高の高いスキー場をメイン会場にして安定した雪を確保し、広域的に開催することにした」と述べ、「スキーヤーは減少傾向をたどっているが、インバウンド(訪日外国人旅行者)の誘致を含め雪まつりの広域化による相乗効果に期待したい」と新たないわて雪まつりをPRしている。

 いわて雪まつりの問い合わせは雫石町役場内実行委事務局=019(692)6407=へ。

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