岩手日日写真コンテスト 最高賞に髙橋さん(平泉)
第33回岩手日日写真コンテスト(岩手日日新聞社主催)の審査会は10日、一関市南新町の岩手日日新聞社で開かれ、最高賞の「推薦」に平泉町平泉の髙橋清さんの3枚組み作品「パッション」が選ばれた。
コンテストは、県写真連盟と富士フイルムイメージングシステムズ、県、県教委、一関ケーブルネットワークが後援。
題材は自由で、1枚か3枚一組の写真を募集し、県内外の85人から313点の応募があった。
推薦に輝いた「パッション」は奥州市水沢区の黒石寺で撮影した3枚組み写真で、蘇民祭の様子を捉えた。審査員の小川文男県写真連盟会長は「縦写真で内容をよく訴えている。男たちの情熱や力強さが伝わり、プリントの色合いもいい。現場が林で暗いこともうまく利用している」と評価した。