一関・平泉

厳寒に燃える男衆 興田神社蘇民祭 45人が争奪戦【一関】

鐘楼から投げ入れられた蘇民袋を取り合う男衆

 一関市大東町鳥海の興田神社に伝わる蘇民祭は14日早朝、同神社など地区内で行われた。上半身裸にさらしを巻いた男衆が厄払いや無病息災、五穀豊穣(ほうじょう)を願い、柴燈木(ひたき)登りや蘇民袋争奪戦を勇壮に繰り広げた。

▲やぐらの上で煙を浴びながら声を張り上げる裸男たち

 同神社では、2015年から1月第2日曜を開催日としている。今回は県内や関東圏から厄年の人や愛好者45人が参加。いてつく寒さの中、午前4時ごろから行われた柴燈木登りでは、井桁状に組まれたやぐらに男衆が次々と立ち、炎や煙を物ともせず「ジャッソー、ジャッソー」と声を張り上げた。

 鐘楼に集まった男たちの頭上に蘇民袋が投下されると争奪戦が始まり、境内から興田の町中にかけて激しいもみ合いを繰り広げた。

 地元から参加した小野寺栄さん(40)は「初めての参加だったが、これで今年も健康に過ごせる気がする」と語り、東京都から駆け付けた庄俊之さん(49)は「今回で3度目の参加だが、来るたびに参加者が増え、活気も増している。今年も無病息災で過ごしたい」と話していた。

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