イメージキャラ継続 JA岩手ふるさと 「世界の大谷」を応援【奥州】
奥州市出身でプロ野球日本ハムから米大リーグ・エンゼルスに移籍した大谷翔平選手(23)=花巻東高出=は、JA岩手ふるさと(後藤元夫経営管理委員会長)のイメージキャラクターを2018年も継続する。同JAは「世界」での活躍を誓う大谷選手を応援しながら農畜産物のPRに役立てる。
同JAは、16年3月から大谷選手をイメージキャラクターに起用し、本人と日本ハム球団との3者で契約。「僕のふるさと 岩手ふるさと」のキャッチフレーズで、ユニホーム姿のポスターやテレビCMなどを作り、17年も契約更新していた。
キャンペーン時は地元に限らず全国各地から応募があるなどPR効果は絶大で、同JAの知名度アップに大きく貢献した。同年末での契約終了を惜しむ声も多く、継続の可能性を模索。エンゼルスとは切り離した形で、大谷選手個人と同JAとの2者契約が実現した。契約期間は12月末までの1年間。
同JAの後藤会長と千葉喜美生理事長が12日、東京都で大谷選手を訪ね、昨年12月に市内で開いた大谷選手の応援イベントで地元の野球少年らが「メジャーでも二刀流で頑張って」などと寄せ書きした特製フラッグを手渡した。
大谷選手は「JA・組合員さんと一緒に世界を取れるよう頑張る」とメッセージ。後藤会長は「相乗効果で世界に羽ばたけるよう頑張りたい」とコメントした。