一関・平泉

教材PIUS売り込み ベトナム関係者招待 モディー 高専で活用事例紹介【一関】

電気自動車PIUSを利用した教材で学ぶ一関高専の学生を見学するベトナム商工省の関係者ら

 試作車開発を手掛ける一関市字沢のモディー(村上竜也代表取締役社長)は、一関工業高等専門学校、国際協力機構(JICA)などと連携し、電気自動車PIUS(ピウス)を利用した教材「人材育成プログラム」のベトナムへの導入を進めている。18日にはベトナムの商工省や工業大学の関係者7人を一関高専に招待し、同プログラムで学ぶ学生たちの姿や活用方法を紹介した。

 PIUSは自動車の基本的な構造が学べる電気自動車キットで、2012年に同社が開発した。同社は一関高専と協力して座学と実習を交えた実践型の人材育成プログラムとしてPIUSを改良。ものづくりの基礎となる5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)や安全衛生なども学ぶことができる教材となっている。

 同社は、エンジニア育成に力を入れるベトナムで同プログラムを利用してもらおうと案件化調査を進めている。調査は17年6月にJICAの中小企業海外展開支援事業にも選ばれている。

 今回ベトナムから訪日したのは商工省、ホーチミン工業大の関係者らで、15~19日の日程で滞在。18日は柴田尚志校長らの説明を受けた後、同プログラムを取り入れて自動車の構造を学習する5年生の姿を目の当たりにし、一関高専の教授らに指導法や内容などを質問していた。

 同プログラムは今後も一関高専などで活用し、修正を加えながら利便性の高い教材としてさらにブラッシュアップを図る。

 導入に向け、ベトナム商工省人材育成局のグエン・バン・タオ副局長(55)は「モディー、一関高専などと協力して、このプロジェクトをぜひ成功させたいと思う」と前向きな姿勢を示した。

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