奥州・金ケ崎

色、おいしさ そのままに 金ケ崎アスパラ麺新開発【金ケ崎】

小野寺さんが手掛けた金ケ崎アスパラガスめんの料理を味わう試食会参加者
金ケ崎町産アスパラガスを用いて開発された「金ケ崎アスパラガスめん」

 地元を代表する農産物の新たな発信へ、金ケ崎町は町産アスパラガスを用いた加工食品として「金ケ崎アスパラガスめん」を開発した。料理研究家小野寺惠さん(58)=盛岡市=の協力の下、鮮やかな色合いとこしの強さが魅力の麺に仕上げ、あすなろホーム(陸前高田市)で加工したアスパラガス粉末を材料に、小山製麺(奥州市胆沢区)が製造。2018年産品の収穫時期ごろをめどに販売を開始する予定のほか、同町のふるさと応援寄付の返礼品にも活用する。

 町総合政策課によると、町産アスパラガスは町の最重要振興作物としてブランド化へのさまざまな取り組みを進めているが、現状で加工食品が少なく、消費者に向けたPRの幅を広げるため、県南広域振興局の今年度地域経営推進費を活用して事業着手した。

 町事業などで縁のある小野寺さんに開発協力を依頼し、一定の賞味期間が確保できる麺の提案を受け、アスパラガスの乾燥・製粉をあすなろホームに、製麺については小山製麺の協力により開発を進めてきた。麺の原材料には国内産小麦粉と町産アスパラガス粉末を用いた。総事業費は200万円で、うち同推進費分が100万円。

 18日には町や同振興局、生産者、農業・飲食関係者らが参加し、同町西根の町民菜園パークで試食会を開催。小野寺さんがアスパラガスめんを用いて調理した「奥州牛焼肉とアスパラガス添え」を味わった。

 爽やかな風味と喉越し滑らかで、肉の味わいと調和した麺は参加者に好評。町アスパラガス栽培研究会の髙橋廣輝会長(73)=同町永沢=は「歯応えもあって味も良い。アスパラガスの需要も広がるので(麺も)いいのでは」と語り、髙橋由一町長も「生産者が元気になるための材料ができた」と期待を寄せた。

 同課によると今後の製造、販売は小山製麺で行い、1袋2人前の乾麺(200グラム)で250円前後の値段設定を見込む。販売開始は18年産の収穫状況を見ながら5~6月ごろから予定している。

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