花巻

台湾から冬季チャーター第1便 スキー、温泉楽しみに 花巻空港で歓迎セレモニー

出迎えた関係者らと記念写真を撮る台湾の観光客

 本県と台湾を結ぶ中華航空(台湾)の冬季プログラムチャーター便の運航が19日、始まった。第1便が到着した花巻市東宮野目のいわて花巻空港では、国際チャーター便歓迎実行委員会(安藤昭会長)のメンバーらが旗などを手に乗客乗員を温かく出迎え、運航開始を喜んだ。

 ロビーで開かれた歓迎セレモニーで安藤会長は「県内各地で白銀の美しい景色を楽しんでいただけると思う。旅行がよりよい思い出となることを祈る」とあいさつし、王建民機長と黄詠筑客室乗務員に南部鉄器の急須などの記念品をプレゼント。王機長は「花巻に来ることができ大変うれしく思う。次回は仕事でなくプライベートで訪れたい」と歓待に感謝した。

 同便で訪れたのは、台湾の旅行会社数社がスキーをメインに企画したツアーの参加者で、150席が満席。4泊5日の日程でスキーを楽しんだり、温泉や観光地を巡ったりするという。

 ロビーでは岩手まるごとおもてなし隊のメンバーも加わり、横断幕を掲げて来県を歓迎。一緒に記念写真を撮る乗客の姿も見られた。来県は初めてという会社員の康景宜さん(40)は「すごく楽しみにしていた。スキーのほかに温泉や和牛も満喫したい」と笑顔で話した。

 同チャーター便は台湾からのインバウンド(訪日外国人旅行者)のみで、2月20日まで桃園国際空港-花巻空港間を計9往復運航する。

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