一関・平泉

15団体出演舞台部門 「かわいらしさに期待を」 子ども文化祭 きょう開幕【一関】

子ども文化祭舞台部門に、今回初参加の「アロハ フラ ケイキ プア」のメンバー

 第10回「夢・未来」子ども文化祭は20日、一関市大手町の一関文化センターを会場に2日間の日程で開幕する。同日からは展示部門が行われ、展示室・小ホールで合計400点を紹介。21日には大ホールで舞台部門が行われ、15団体が踊りや演奏などを披露する。

作品400点展示

 同文化祭は、次代を担う子供たちの創造と表現の力を養い、自主的、主体的に芸術文化活動に親しめるよう育成支援する目的で開催。一関文化会議所が主催し、岩手日日新聞社などが共催。市内居住の中学生以下を対象に展示と舞台両部門で実施している。

 21日の舞台部門は、午前9時30分から開会式が行われ、愛心幼稚園のエアロビックダンスから一関一輪車クラブの一輪車演技まで15団体がステージに上がる。

 このうち、ハワイアンダンス「アロハ フラ ケイキ プア」は今回が初出演。同市と宮城県栗原市の園児から小学2年生までの9人が、講師の小野寺真知子さんの指導を受けて月2回ほど一関市防災センターや一関総合体育館などで練習している。

 今回は「パイナップル・プリンセス」を演じる。小野寺さんはこの演目について「腰をくるくる回すステップがあり、大人でも難しい。お母さんたちの協力のおかげでみんな上手に踊れるようになってきた。当日は子供たちのかわいらしさに期待してほしい」と話している。

 メンバーの青木寧々さん(一関小2年)は「フラダンスはかわいいし、踊っていて楽しい。みんなでたくさん練習した踊りを見て、お客さんにも楽しんでもらえるステージにしたい」と本番に向けて意気込んでいる。

 同部門では、市芸術文化協会の大畑孝夫会長が審査員長、審査員には市教委教育部の小山祐二次長、岩手日日新聞社の大嶋武総務局長、市立千厩中の千葉敏之校長、現代礼法研究所講師の熊澤敦子さん、NPO法人一関文化会議所の内田正好理事長が務める。

 演技終了後の午後1時30分過ぎからは、一関マジックの会による「マジックショー」を予定。引き続き審査員長講評、表彰状と記念品授与、午後3時から展示部門表彰式が行われる。

 出演団体は次の通り。(出演順、カッコ内は演技内容)

 愛心幼稚園(エアロビックダンス)環会(舞踊)はなダンスカンパニー(ダンス)金沢っこおこと教室(筝曲)さとっこストリングス(バイオリン)花泉保育園(和太鼓・よさこい)鶴升会(舞踊)アロハ フラ ケイキ プア(ハワイアンダンス)コスモス舞踊研究所(ダンス)生田流しののめ会&筝糸会(筝曲)KOTOアンサンブル キッズ(同)若柳流梅寿会(舞踊)東山鶏舞子ども神楽(伝統芸能)モダンダンスサークル すもも会(ダンス)一関一輪車クラブ(一輪車)

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