花巻

花巻農高初の全員合格 2級造園施工管理学科試験 緑化系3年生、快挙に喜び

花巻農高初の2級造園施工管理技術検定「学科」全員合格を喜ぶ生徒

 県立花巻農業高校(軍司悟校長、生徒348人)環境科学科緑化系の3年生18人は、国家資格・2級造園施工管理技術検定の学科試験に全員合格した。同科緑化系の3年生は今年度まで「3級造園技能検定」9年連続全員合格を果たしているが、それ以上の知識が要求され、これまで全員合格がなかったのが2級造園管理の学科試験。生徒たちが花農初の快挙を喜び合っている。

 同検定は、公園や緑地、遊園地などの造園工事施工計画作成、現場工程管理、作業安全管理といった業務を行うのに必要とされる資格。同校では2011年度から同系の生徒が挑戦しているが、3級造園技能検定に比べ要求される知識の範囲が格段に広いこともあり、全員が難関をクリアした年はなかった。全国合格率も例年50%前後で推移しており、同校ではこれまで16年度試験での83%が最高だった。

 2級造園施工管理技術検定試験「学科」は、土木工学や施工管理法、関連法規などの知識を問う。造園施工管理に関し必要な実務経験年数経過で受験可能になる「実地」にも合格することで、公共事業の施工時などに現場で重宝される2級造園施工管理技士となる。特に造園実務の現場で高校卒業前に「学科」に通っておく意味は大きい。

 学科合格は正答60%以上が目安。生徒たちは同科の河野裕教諭と杉村友宏実習教諭、千坂孝則教諭らの指導と授業開始前の朝学習(午前7時30分開始)、放課後学習などで力を付け、東京農大の受験日と重なった1人を除く18人が、仙台市で17年11月19日に行われた本番に臨んだ。

 合格発表は今年1月19日、見事に受検全員に吉報が届いた。卒業後は造園業に就くという佐々木敬悟君(17)は「試験は難しく時間もぎりぎりだったが、過去問に当たって力を付けられたのが良かった。就職後はこの資格を生かせたら」と胸を張り、照井奏江さん(18)も「みんなで頑張った結果。うれしかった。人のために役に立てる仕事がしたい」と、喜びをかみしめるように話した。

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