北上・西和賀

寒にさらし甘く 西和賀産業公社 そば最終仕込み

雪が降る厳寒の中、ソバの実を冷水ですすぐスタッフ

 西和賀町の第三セクター「西和賀産業公社」(代表取締役社長・細井洋行町長)は25日、地元産のソバを冷水と寒風にさらす「寒ざらしそば」の2017年度最終仕込み作業を行った。県内有数の豪雪地帯という風土を生かした特産品。雪が降る厳しい寒さの中、スタッフが冷え切った湧水でソバの実をすすいだ。

 寒ざらしそばは、秋に収穫した材料となるソバの実を冷たい湧水に10日間ほど浸した後、約1週間寒風にさらして乾燥させて作る。寒ざらしにする手間を加えることで雑味が抜けて甘味が増すという。

 盛岡地方気象台によると、同日の最低気温は湯田で氷点下10・2度。最高気温も氷点下5・4度にとどまり、厳しい冷え込みとなった。スタッフが湧水の中でネット状の袋に入ったソバの実をすすいであくを流し出し、寒風にさらすため屋外に設けた棚に収容した。同公社によると、今年度は昨年12月下旬に仕込み作業を始め、同日までに昨年度並みの約1トンを仕込んだ。

 2月中旬からは湯夢プラザや道の駅錦秋湖で寒ざらしそばの乾麺を販売。4月18~27日には「寒ざらしそば祭り」を初開催し、町内4店舗で提供する計画だ。

 廣瀬稔副部長兼生産加工課長は「今季は寒い日が続いたので、おいしいそばが期待できる。そば祭りにはぜひ足を運んで寒ざらしそばを堪能してほしい」と話している。

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