奥州・金ケ崎

現新一騎打ちの様相 金ケ崎町長選 告示まで1カ月

 任期満了に伴う金ケ崎町長選は、2月27日の告示まで1カ月となった。出馬表明順に、4選を目指す現職髙橋由一氏(71)=同町永栄下谷起=と、元町参事で新人の髙橋寛寿氏(62)=同町永栄中細越=が、ともに無所属での立候補を表明しており、両氏による一騎打ちの選挙戦が見込まれる。

 髙橋由一氏は2017年7月28日に会見を開き、出馬を表明。「町政運営の上で新しい課題が多く出ている。新しい視点でまちづくりをしなければならない」と4選への意欲を示した。

 後援会(千葉好穂会長)では町内48の支部を中心に支持を広げ、女性部や青年部による活動も展開している。今月28日には後援会事務所開き、2月に総決起大会を予定している。

 髙橋寛寿氏は17年11月24日に会見を開き、立候補を表明。「町が今持っている力を失ってしまうのではないかという大きな危機感を持っている。町政を転換したい」と決意を示した。

 後援会(宮舘壽喜会長)では地元永徳寺地区に支部を設け、各行政区単位に同級生を中心に連絡担当者を置き、浸透を図っている。今月28日に後援会事務所開き、2月に総決起大会を予定。

 町長選には新人1人も出馬を表明していたが、17年12月に出馬を断念。この他に現状で立候補を模索する動きは具体化しておらず、現新2人による選挙戦が確実な情勢だ。

 2月5日に立候補届け出説明会、同20日には立候補届け出事前審査がいずれも町役場で行われる。17年12月1日現在の選挙人名簿登録者数は1万3174人(男6609人、女6565人)。

地域の記事をもっと読む

奥州・金ケ崎
2024年4月18日付
奥州・金ケ崎
2024年4月18日付
奥州・金ケ崎
2024年4月18日付
奥州・金ケ崎
2024年4月18日付