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ラグビーW杯まで600日 ラガーそばっち登場 盛岡駅にカウントダウンボード【岩手】

ラグビーW杯の開幕600日に合わせてJR盛岡駅に設置されたモニュメントとカウントダウンボードで記念撮影する関係者と子供たち

 2019年ラグビーワールドカップ(W杯)開幕600日前に合わせ、釜石開催実行委員会は28日、JR盛岡駅に県のPRキャラクター「わんこきょうだい」をW杯仕様にしたモニュメント「ラガーそばっち」とカウントダウンボードを設置した。

 同駅で催されたイベントには達増拓也知事をはじめ、野田武則釜石市長らが出席して除幕が行われた。

 達増知事は「世界的な大会を釜石市で開催することは、東日本大震災の被災地を代表して、世界中からの支援への感謝と復興の姿を国内外に発信する絶好の機会。盛岡駅から大会に向けた盛り上がりを県内のみならず、東北や全国へ広げていきたい」と述べた。

 ラガーそばっちは、W杯に合わせて釜石開催実行委がオリジナルで制作。高さ約1・3メートル、幅約1・2メートルで、ラグビーのユニフォームを着用し、背番号は「15(わんこ)」となっている。

 カウントダウンボードは高さ約2メートル、幅約1・2メートル。デザインは朝日に輝く三陸の海などをイメージした。開幕までの日数を表示する。JR釜石駅にも設置された。

 JR盛岡駅の設置場所は2階北改札付近。イベントに参加しラグビーに取り組んでいる盛岡市立桜城小学校の浅川路偉君(4年)は「早く世界の迫力あるプレーや戦略を近くで見てみたい」と笑顔で語った。県ラグビーフットボール協会の白根敬介会長は「大会の機運醸成はもとより、海外からの選手や観光客の受け入れなどを含めた取り組みを進めたい」と話していた。

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