花巻

移り住んでどう? 花巻市座談会 身近な課題、要望続々

花巻で暮らす移住者から率直な感想、意見を聞いた座談会。市は今後の移住・定住策に役立てる

 花巻市は、今後の移住・定住促進策に取り入れようと、26日夜に県内外からの移住者を迎えて座談会を開き、市施策に対する意見などを語ってもらった。参加者は「冬の生活にはお金が掛かる」「子供の医療費無償の年齢枠を拡大してほしい」など生活の身近な課題や要望を出し合った。

 座談会は同市に住まいを構えて暮らす移住者の意見を市政に反映させようと、初めて実施。参加したのは、同市に転入して2年以内で、住宅を取得するため市の支援制度を受けている2人を含め、県内外出身者6人。市の担当者5人が話題を提供した。

 同市花城町の茶寮かだんで行われ、「花巻市に移住して困ったことは何ですか」をテーマに話し合った。参加者からは公共交通機関が都市部に比べ、電車やバスの運行本数と、夜間診療を受けられる所がそれぞれ少ないことで「不便と感じる」と述べたほか、「医療費無償化を高校生まで拡大してほしい。既に実施している他市町があるので参考にしてほしい」とも語った。

 首都圏からの移住者は「収入が減った。ある程度の減収は覚悟していたが、都会と同じ仕事量なので納得がいかない」と不満を口にした。移住者の支援制度についても「転入から2年以内の支援は短い気がする。3年程度にしてみては」と要望した。

 暮らし始めてからの感想として「知人が花巻に訪れた時など、どこに連れていけばいいのか迷う」「宮沢賢治や温泉などが知られているので、友人に花巻を紹介しやすい」「市民の方々の人柄が良い」「温泉は家族にも喜ばれる」「街中が寂しい感じがするが、祭りなどのイベントが楽しい」と和やかな雰囲気の中で自由に語り合った。

 座談会を開催した市定住推進課の藤井保宏課長は「移住者の生の声を聞いて、気付きの部分があった。住宅支援に関しても改善できるものは改善していきたい」と話し、座談会の再度開催も検討していく考えを示した。

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