北上・西和賀

分析鑑定コン国際大会 米食味で高評価 八重樫さん出品ミルキークイーン 化学肥料、農薬を減量【北上】

プレミアムライセンスクラブベストファーマーの一員に認定された八重樫さん

 第19回米・食味分析鑑定コンクール国際大会で、北上市飯豊の八重樫哲哉さん(58)が出品した「ミルキークイーン」が所定の基準に達し、主催者の米・食味鑑定士協会から「プレミアムライセンスクラブ」ベストファーマーの一員に認定された。前回のひとめぼれに続く認定で、全国トップレベルに位置付けられた。八重樫さんは「最低限の仕事はできた。北上産のコメで地元を盛り上げたい」と決意を新たにしている。

 大会は2017年11月下旬に山形県真室川町で開かれ、全国や海外からえりすぐりの5551点が出品された。八重樫さんのミルキークイーンは1次審査の食味値を84点で突破し、2次審査の味度値は86点。同クラブ認定基準となる合計170点に到達した。

 ミルキークイーンは、コシヒカリをベースに改良された低アミロース品種。八重樫さんは「(県オリジナル水稲品種)銀河のしずくの作付け配分もなく、自分で挑戦していかねばならない」と、昨年初めて作付け。基準点を満たしたのは全出品数の1割もない中、高い品質が認められた。

 八重樫さんは16年の同コンクールの都道府県代表お米選手権部門でひとめぼれを出品し、最高賞の金賞を受賞。同クラブの基準も突破している。17年は金賞こそならなかったが、異なる品種で2年連続で認定された。

 16年のひとめぼれは化学肥料、農薬を慣行栽培の半分以下に抑え、17年のミルキークイーンは化学肥料、農薬をさらに減量。「夏場の出穂期の日照不足にも見舞われたが、高得点を維持できた。指導してくれた地域の方々、家族の協力があればこそ」と喜びを語る。

 住宅設備機器販売卸会社を個人経営し各地を飛び回る傍ら、休日や平日の朝晩を中心に米作りにいそしむ。17年からは作付面積を前年の倍以上となる3ヘクタールに増やし、生産から販売まで自ら担う。今回の認定で「全国トップレベルのコメが取れる地区なのだと自信を持って発信していける。北上産のコメでみんなで地元を盛り上げていきたい」と意気込んでいる。

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