奥州・金ケ崎

大角灯看板お目見え 来月、黒石寺蘇民祭【奥州】

国道343号沿いに設置された黒石寺蘇民祭の大角灯看板

 “東奥の奇祭”として奥州市水沢区に伝わる黒石寺蘇民祭は、2月22日夜から翌23日早朝にかけて同寺境内周辺で行われる。1000年以上の歴史を誇る伝統行事。災厄を免れるとされる蘇民袋や小間木をめぐり、下帯姿の男たちがし烈な争奪戦を繰り広げる。祭りを前に、大角灯看板とポスターによるPRが着々と進んでいる。

 同区内の2カ所には、おなじみの大角灯看板がお目見え。裸男たちが掲げるあんどんをモチーフに、板を組み合わせた約4メートルの大きさで「黒石寺」「蘇民祭」と大書きされている。

 同祭保存協力会青年部(菊地義則部長)が毎年元日、同区黒石町の国道343号沿い「蘇民ストリートシンボル」前と同区羽田町のJR水沢江刺駅前に設置。ドライバーや駅利用者に祭りの開催をアピールしている。

 完成した今回のポスターは「動」がテーマ。裸男の気迫あふれる表情を切り取った写真を採用し、長い歴史を有する祭りの重厚さ、厳格さを表現したデザインとなっている。

 市内の官公庁や公共施設、商工団体、金融機関、宿泊施設のほか、全国PR用としてJR東日本各支社や北海道、東北、関東などの各地にも配送、掲示される。

 黒石寺蘇民祭は、薬師信仰を伝える祭りとして全国に知られ、毎年旧暦の1月7日夜から8日朝にかけ夜を徹して行われる。午後10時からの「裸参り(夏参り)」に始まり、「柴燈木登(ひたきのぼり)」「別当登」「鬼子登」と続き、午前5時ごろからの「蘇民袋争奪戦」でクライマックスを迎える。

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