奥州・金ケ崎

夢持つ大切さ説く ビッグブルズ 小原主将が人生の授業 江刺・藤里小【奥州】

小原選手(右)とバスケットボールで交流する藤里小の児童

 奥州市江刺区の藤里小学校(及川徹校長)で5日、プロバスケットボールBリーグ2部(B2)の岩手ビッグブルズ主将・小原良公選手を招いたキャリア教育が行われた。6年生16人がプロ選手から“人生の授業”を受け、夢を持ち続ける大切さを学んだ。

 将来、社会人として主体的に人生を歩むための勤労観や職業観を育むことを目的に、総合的な学習の時間の一環で実施。

 小原選手は高知県出身で、大東文化大を卒業後に実業団でプレー。2014年にプロ入りし、同チームには16年に加入、ガードとして活躍する。

 座学では小原選手が、現チームに在籍するまでの経緯や仕事に対する向き合い方を紹介。児童は「キャプテンとして大変なことは」「休みの過ごし方は」などと積極的に質問を投げ掛けた。

 体育館ではボールを使ってドリブルやパス、シュートの基礎練習を行い、最後にはミニゲームで楽しく交流した。

 今後の生き方について小原選手は「それぞれに夢があるはず。壁にぶつかることもあると思うが、諦めないことと、さまざまなことを教えてくれる人を信じるのが大事」と児童にメッセージを送った。

 ミニバスケットボールチームに所属する菊池美桜さんは「チームワークを学べた。これからもコミュニケーションを大切にしていきたい」と語った。

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