平昌冬季五輪 あす競技開始 ジャンプ予選に小林潤ら出場
【平昌時事】韓国で開催される平昌冬季五輪は開会式前日の8日に2競技が行われ、冬のスポーツの祭典がスタートする。
新たに採用されたカーリングの混合ダブルスが午前9時すぎから始まる。日本は男女2人で組んで争う新種目の出場権を逃したが、男子のSC軽井沢クと女子のLS北見がともに14日から1次リーグに臨む。ジャンプ男子は夜9時半から個人ノーマルヒル予選。冬季五輪で史上最多8度目の出場となる45歳の葛西紀明(土屋ホーム)のほか、小林潤志郎(盛岡中央高―東海大―雪印メグミルク)ら日本勢が出場する。極寒のナイタージャンプで、出場選手全員が本戦に進めるかに注目。葛西は前回ソチ大会で個人ラージヒルの銀メダルを獲得している。
大会は夜に開会式が行われる9日、フィギュアスケート団体やフリースタイルスキーの男女モーグル予選が始まって本格化。25日まで7競技102種目でメダル争いが繰り広げられる。日本は前回ソチ大会でフィギュア男子の羽生結弦(ANA)の金を含む8個のメダルを獲得。スピードスケートなどに有力選手がそろう今回は2桁を狙う。冬季五輪で日本選手団の過去最多のメダルは1998年長野大会の10個(金5、銀1、銅4)で、これをしのげるかが見どころとなる。