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平昌五輪 あす開会式 本県関係5選手が出場【岩手】

 【平昌時事】韓国で開催される平昌冬季五輪は8日に2競技が行われ、冬のスポーツの祭典が始まる。9日には午後8時から屋外の平昌五輪スタジアムで開会式が行われ、厳しい寒さの下で華やかに開幕を宣言する。大会は25日まで、7競技102種目でメダル争いを繰り広げる。【8面に関連】

 8日にはカーリングの新種目、混合ダブルスが午前9時すぎからスタート。1次リーグで米国と対戦する「ロシアからの五輪選手(OAR)」に注目が集まる。国際オリンピック委員会(IOC)は組織的ドーピングが認定されたロシアに対して、国を代表した参加を禁じた代わりに、厳しい基準を満たした選手に限って個人資格での出場を認めた。

 日本勢は午後9時30分に始まるジャンプ男子の個人ノーマルヒル予選に出場。4人がエントリーし、冬季五輪で史上最多8度目の出場となる45歳の葛西紀明(土屋ホーム)も入った。極寒のナイタージャンプで、全員が10日の本戦進出を目指す。葛西は9日の開会式で選手団の旗手を務める。

 本県関係では、スノーボード女子に一関市東山町の岩渕麗楽(一関学院高1年、キララクエストク)、ノルディックスキーのジャンプ男子に八幡平市出身の小林潤志郎(雪印メグミルク)と小林陵侑(土屋ホーム)兄弟、ノルディックスキーの複合男子に同市出身の永井秀昭(岐阜日野自動車)、アイスホッケー女子に久慈設計(本社盛岡市)東京支社勤務の小西あかね(西武)の5選手が出場する。

 IOCから特例で五輪参加を認められた北朝鮮は、開会式で韓国との合同入場が予定されている。7日には北朝鮮の応援団が陸路で韓国入りした。聖火リレーはアルペンスキー会場のある旌善に入り、開会式での最終点火が刻一刻と近づいた。

momottoメモ

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