リボンさばきも華麗に　１７、１８日にフォルダ祭り【北上】

　北上市の総合型地域スポーツクラブ・ＮＰＯ法人フォルダによる年１回の発表会「２０１８フォルダ祭りｉｎさくらホール」は17、18の両日、同市さくら通りの同ホールで開かれる。会員が運動をはじめとする各講座に取り組んできた成果を披露する。

　年々、発表者や観客数が増えているため会場規模と日程を拡大。初めて同ホールで開催することになった。

　初日は沖縄琉球舞踊団「てぃんぬむい～星結踊～」の公演。フォルダのコーチで沖縄県出身の矢貫早弥さんが同団に所属している縁から、公演を日程に組み込んだ。矢貫さんを含む団員に加え、講座「沖縄ダンス」を受講する児童生徒もミュージカル仕立ての舞台に出演する。

　最終日は会員の発表会。ともに２０１７年度から始まった自然里山学校とテーマパークダンス教室をはじめ▽小学生、幼児運動教室▽沖縄エイサー▽新体操―の受講者がステージに立ち、演技などを披露する。開場に先立ち、茶会やスポーツ吹矢体験、書道作品展示などのプログラムも催す。

　このうち新体操は、学年や習熟度別に９講座を開設し、より高いレベルを目指す特設クラスを初めて開設した。

　９日は同市の市民柔剣道場で「チャレンジ新体操」Ａチームの小学生のレッスンがあり、18人が演技を確認。桑原晴さん（立花小２年）は「この１年でＹ字バランスの足が上がるようになった。本番で失敗しないように頑張りたい」と集中して取り組んでいた。

　17日は午後６時30分開演で、入場料は一般２５００円、高校生以下１５００円。18日は午後１時開演で、入場料は１０００円、３歳未満の膝上鑑賞無料。両日共通のチケットも販売し、一般３０００円、高校生以下２０００円。問い合わせはフォルダ＝０１９７（７２）７０４８＝へ。