岩渕選手きょう初陣 平昌五輪 2会場でPV「応援一丸で」【一関】
平昌冬季五輪スノーボード女子日本代表で一関市東山町の岩渕麗楽選手(一関学院高校1年、キララクエストク)が11日、スロープスタイル予選に出場し、初の五輪に臨む。市内では2会場でパブリックビューイング(PV)が設けられ、関係者は決勝進出を目指す岩渕選手を応援しようと多くの来場を呼び掛けている。
スロープスタイルは2014年のソチ五輪から採用された種目。障害物やジャンプ台が配置されたコースを滑り、空中技の難易度などを得点化して順位を決定する。
女子予選の競技開始時間は午後1時30分。予選は27人で争われ、得点の高い上位12人が12日の決勝へ進出する。
11日のPV会場は、同市東山町の東山地域交流センターと同市狐禅寺の市総合体育館。定員は同センターが350人、同体育館は100人。ともに入場無料で、整理券は発行されない。
市総合体育館では準備が完了し、1階ロビーに高さ2メートル40センチ、横4メートル30センチの大型スクリーンを用意した。周囲には岩渕選手の応援メッセージをつづったポスターなどが貼られ、開館中は平昌五輪のテレビ中継を常時スクリーンに映す予定。
市体協は「定員は100人だが、立ち見も大丈夫。地元のオリンピアンを市民で一体となって応援してほしい」と話している。