一関・平泉

なじょったべ隊 味な出前 室根町内小学校で初授業 まちおこし熱意伝える【一関】

隊員の手ほどきでいちのせきハラミ焼作りを体験する室根東小の児童

 一関市を拠点にご当地グルメによるまちおこしに取り組む「いちのせきハラミ焼(やき)なじょったべ隊」(山本郷鶏総裁)は、学校支援事業の一環として同市室根町内の小学校で初めて出前授業を行った。イベント出展などを通じたPR活動を紹介したほか、いちのせきハラミ焼の焼き方講習も行い、児童に地域おこしに懸ける熱い思いを伝えた。

 同隊は2011年に発足。ご当地グルメの普及によるまちおこしや、ボランティア活動に力を注いでいる。17年度は地元に根差した活動として町内の学校に出前授業の受け入れを呼び掛けたところ、室根東小から依頼があり、授業が実現した。

 出前授業は6日、同校6年生19人を対象に実施。山本鶏総裁、星和行副頭鶏の2人が講師を務め、ニワトリ1羽から少量しか取ることができない鶏ハラミを使ったご当地グルメ「いちのせきハラミ焼」を通じて一関を全国にPRしていることなどを説明した。

 いちのせきハラミ焼の作り方講習では代表児童が焼き方を体験し、星副頭鶏の手ほどきで鉄板の上の具材を手際よく炒めた。完成後は協力してパック詰めし、和気あいあいと味わった。児童は「弾力があっておいしい」などと笑顔で頬張っていた。

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