羽生がSP首位 フィギュア男子 小林兄弟、葛西ら決勝へ ジャンプLH予選 平昌五輪
【平昌時事】平昌五輪第8日は16日、フィギュアスケート男子のショートプログラム(SP)が行われ、男子66年ぶりの連覇を目指す羽生結弦(ANA)が111・68点で1位となった。羽生は昨年11月に右足首を負傷して試合から遠ざかっていた。昨季世界選手権2位で五輪初出場の宇野昌磨(トヨタ自動車)は104・17点で3位。田中刑事(倉敷芸術科学大)は20位だった。
男子フリーは17日に行われる。日本勢の今大会のメダル合計は7個(銀4、銅3)。実績のある羽生、宇野には金の期待がかかる。
ノルディックスキー距離の男子15キロフリーでは、吉田圭伸(自衛隊)が13位だった。スケルトン男子の3回戦では、高橋弘篤(フリー)と宮嶋克幸(仙台大)が上位20人で争われる4回戦に進めなかった。
ジャンプ男子は個人ラージヒル予選が行われ、八幡平市出身の小林潤志郎(盛岡中央高-東海大-雪印メグミルク)、陵侑(盛岡中央高-土屋ホーム)兄弟、葛西紀明(土屋ホーム)、竹内択(北野建設)が17日の決勝に進んだ。スピードスケートは女子5000メートルが行われ、押切美沙紀(富士急)が9位、高木美帆(日体大助手)の姉菜那(日本電産サンキョー)は最下位の12位だった。