一関・平泉

箱や布小物力作ずらり 一関でハンドクラフト展

県内外の作家による多彩な手作り品などが並ぶ一関ハンドクラフト展

 県内外のハンドメード作家が集う「一関ハンドクラフト展Vol・7」は16日、一関市大手町の一関文化センターで始まった。布小物やアクセサリー、木工玩具、焼き菓子など多彩な手作り品が並ぶほか、マッサージなどの癒やしのブースもあり、市民らを楽しませている。17日まで。

 手作りの魅力を感じてもらうとともに、地域の人と作家らの交流の機会にしようと毎年開催。7回目の今回は過去最多の出展数で、東北4県から2日間で延べ約60店舗が参加する。

 このうち、金森紙器(同市田村町)の社員でつくる貼箱工房「Forest」は初出展。地元のイラストレーターとコラボレーションした箱をはじめ、色とりどりのカード入れ、ティッシュボックスなど1箱ずつ手貼りした化粧箱100点以上を並べている。同工房の金森京子さんは「中身ではなく箱自体を主役にできればと思い、作り始めた。1点ずつ柄が違うので楽しんでいただきたい」と話している。

 このほか、アクセサリー作りやアロマリーディングなどさまざまなワークショップも実施。同展を主催する「可愛い生地屋レッドバタフライ」の鈴木亜衣さん(38)は「新たに整体やマッサージの店も加わったので、ゆっくりと手作り品を見て、食べて、癒やされに来てほしい」と呼び掛けている。

 入場無料。開催時間は午前10時~午後4時。

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