一関・平泉

重心低く落下点に 櫻井さん迎えバレー教室 レシーブ指導【一関・平泉】

櫻井さん(右)の指導でレシーブ練習に取り組む生徒

 一関市、平泉町の中学生を対象としたバレーボール教室(市バレーボール協会主催)は17日、同市字東花王町の一関修紅高体育館で開かれた。生徒たちが全日本女子元代表の櫻井由香さん(43)から一流の技術を学び、レベルアップを図った。

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 同協会の創立10周年記念事業の一環。同日は教室のほか、コーチや顧問ら約20人を対象とした同高男子バレー部の高橋昇禎監督による指導者育成講習会も行われた。

 教室には両市町から1、2年生約100人が参加し、櫻井さんはアンダーハンドパスやオーバーハンドパス、レシーブなどの基本を伝授した。このうちスパイクレシーブでは「受けたボールに逆回転をかけることで威力が弱まり、真上に上がる」とし、重心を低くして落下点に素早く移動することも助言した。

 生徒たちは声を掛け合いながら練習を繰り返し、レシーブの基本などを体に覚え込ませていた。終了後は、生徒を代表して一関中女子バレー部の土佐伊織主将(2年)が感謝の言葉を述べた。

 大東中男子バレー部の後藤大地君(1年)は「レシーブ、オーバーハンドパスの基礎が分かった。ストレッチの正しいやり方も学べたので、きょう教わったことをこれからの練習に生かしていきたい」と充実した表情を浮かべていた。

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