花巻
夜空照らす紙製熱気球 スカイランタン 宿泊客ら楽しむ【花巻】
花巻市鉛の鉛温泉スキー場で18日、同市初のスカイランタンイベント「はなまき星めぐりの夜」が開かれた＝写真＝。約50個のスカイランタンがゲレンデ上空を彩り、幻想的な雰囲気を演出した。
スカイランタンは、アジア地域で通信手段や祈祷（きとう）儀式などに使われてきた紙製の熱気球。イベントは、首都圏や北海道、名古屋市などから訪れた温泉宿泊客らにメッセージを書き入れたスカイランタンを打ち上げてもらうもので、阪急交通社（大阪市）と花巻観光協会、鉛温泉スキー場活性化協議会が共同で企画した。３月までに計３回開催され、約６００人が参加する予定。
初回の同日は親子連れら84人が２人一組になり、カウントダウンに合わせて火のともったスカイランタンを一斉に夜空に放った。会場では花火の打ち上げや鹿（しし）踊りの上演なども行われた。
仙台市から訪れた田代七渚ちゃん（６）は「飼っている犬が元気になるように絵を描いてお願いした。うまく上がって、すごくきれいだった」と楽しんでいた。
