ジャンプ 小林陵10位、小林潤は24位 平昌五輪
男子個人ラージヒル(HS142メートル、K点125メートル)が行われ、21歳の小林陵侑(盛岡中央高―土屋ホーム)が135・5メートルと128メートルを飛び、258・0点で10位だった。ソチ五輪個人2冠のカミル・ストッフ(ポーランド)が135メートルと136・5メートルを飛び、285・7点で連覇を達成した。
竹内択(北野建設)は22位、小林潤志郎(盛岡中央高―東海大―雪印メグミルク)は24位。45歳の葛西紀明(土屋ホーム)は1回目33位で2回目に進めなかった。

小林潤と竹内は1回目から順位を上げたが、上位には食い込めなかった。W杯での好調を五輪につなげられなかった小林潤は「自分のジャンプができなかった。アプローチ(助走)がうまく滑れていない」と首をひねった。2回とも不利な追い風の中で飛んだ竹内はK点前後の飛距離にとどまり、「2本目は良かったが、世界との差はあるなと思った」。
個人2戦で結果は残せず、残るは19日の団体のみ。2人は「団結してメダルを目指したい」(竹内)、「1メートルでも多く飛んで貢献したい」(小林潤)と誓った。
【時事】