歌、踊りで笑顔に　ドリームキッズ　10周年舞台へ練習【一関】

　一関市大東町を中心とした子供たちによる音楽グループ・ドリームキッズは、25日に同町摺沢の大東コミュニティセンター「室蓬ホール」で開く「ファンタジックコンサート10」に向けて練習に励んでいる。活動10周年を飾ろうとゲストアーティストやＯＢが多数加わり、バラエティー豊かなステージをつくり上げる。

　ドリームキッズは２００８年に結成。歌やダンスを通した自己表現をモットーに活動し、現在は３～13歳の21人で活動している。

　18日の総練習は本番と同じホールで行われ、ステージや会場全体を使った演出を確認。メンバーが歌や踊り、振り付け、登場のタイミングなどを練習した。

　今回のステージでは合唱だけでなく、ダンスやヒップホップにも挑戦。仮装なども交えてにぎやかなステージを繰り広げる。山口衣さん（大東小学校６年）は「見ている人たちがみんな楽しめるステージにしたい」、菅原愛莉さん（大原小６年）は「歌と踊りで、みんなを笑顔にしたい」と意気込む。

　ドリームキッズＯＢで６年ぶりの出演となる鈴木千佳さん（千厩高校３年）は「自分が所属していた頃よりも、メンバーのレベルがだいぶ上がっている。自分たちも楽しみながら支えてくれた人たちに感謝の気持ちが伝わるステージにしたい」と力を込めた。

　当日は午後２時開演。ドリームキッズのほか、プロサックス奏者４人で構成する「サキソフォビア」や４人組バンド「スプライト」、ＮＨＫ「いわてみんなのうた」で共演した吉野崇さん、ウクレレシンガーのツジヤマガクさんらが出演する。

　チケットは前売りが大人１２００円（当日１５００円）、中高生７００円（同８００円）、３歳から小学生までが３００円（同４００円）。３歳未満は無料。

　問い合わせは、主催の「いちのせき　キッズプロジェクト・サポーター」の千葉さん＝０９０（２８８０）０５９４＝まで。