奥州・金ケ崎
金ケ崎町長選 現新一騎打ち確実 結束固める両陣営 告示まで１週間
任期満了に伴う金ケ崎町長選は、27日の告示まで１週間に迫った。これまでに、４選を目指す現職の髙橋由一氏（71）＝同町永栄下谷起＝と、元町参事で農業の新人髙橋寛寿氏（62）＝同町永栄中細越＝がともに無所属での出馬を表明。一騎打ちによる選挙戦が確実な情勢となっている。投開票は３月４日。
髙橋由一氏は２０１７年７月28日に出馬を表明。３期12年の経験と培った広い人脈を生かし、新しい町づくりを進めるため、▽婚活・出生率向上・子育ての総合対策による少子化対策▽製造・物流・ＩＴ産業・開発研究などの産業集積▽６生活圏ごとの次世代につなぐ地域づくり推進－などへの取り組みを訴える。
後援会（千葉好穂会長）は町内全域に設けている48支部を中心に支持浸透を進めており、１月28日には同町西根谷来浦に事務所を開設。今月11日には総決起大会を開いて結束を固めた。
髙橋寛寿氏は17年11月24日に出馬表明。それぞれの地域で安心して暮らしていける「住みやすさ日本一」のまちづくり実現へ▽ストップ人口減少 子育て環境整備を柱に（学校給食費の無料化実現など）▽自治会活動の原点を取り戻そう▽町をささえる産業の振興－など六つの基本政策を掲げ、町政刷新を訴える。
後援会（宮舘壽喜会長）は地元永徳寺地区の支部と町内各地区に設けた担当者を中心に支持拡大を図り、１月28日には同町西根本町に事務所を開設。今月18日には総決起大会で気勢を上げた。
20日は、午前10時から町役場で立候補届け出事前審査が行われる。
17年12月１日現在の選挙人名簿登録者数は、１万３１７４人（男６６０９人、女６５６５人）。
