花巻

待望の新校舎完成 花巻・湯口中 地域挙げて喜び合う

新しい湯口中学校の完成を喜び合った落成記念式典

 花巻市立湯口中学校(加藤暢之校長、生徒108人)落成記念式典は24日、同市円万寺の同校で行われた。関係者や在校生、地域住民ら300人以上が出席し、待望の新・湯口中学校完成を喜び合った。

 加藤校長は「生徒と私たちはきょうの日を待ち望み、保護者にとっても喜びは大きい。旧校舎で息づいたこれまでの歴史、伝統をしっかりと引き継ぎ、ますます輝く湯口中として邁進(まいしん)したい」と式辞。同校卒業生の上田東一市長が、部活動など在学中のエピソードを紹介しつつ「新しい学び舎で、地域の将来を担う多くの優秀な人材が育っていくことを期待する。湯口中がこれからも生徒の皆さんや地域の方々に愛されることを祈念する」と祝辞を寄せた。

 在校生を代表し、同校生徒会長の小山田光佑君(2年)が「この恵まれた環境に感謝しながら、先輩が築いてきた伝統をしっかり引き継ぎ、新しい一歩を踏み出せるよう頑張る」と喜びの言葉を述べた。終わりに参加者全員が校歌を斉唱して閉式した。

 同校は1947年創立で、69年に旧前田中学校と統合。築40年以上の旧校舎は老朽化と耐震化などが課題となっていた。新校舎は2016年秋、新屋内運動場は17年夏に工事が完了しており、残るグラウンド整備など一部工事も、今年度で全て終える見通しという。

momottoメモ

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