一関・平泉

来場者6000人到達 せんまやひなまつり “歓迎”にびっくり【一関】

せんまやひなまつり会場の千厩酒のくら交流施設で来場者6000人目となった横藤さん(左)親子を祝う記念のセレモニー

 一関市千厩町の第11回せんまやひなまつり(実行委主催)のメイン会場である千厩酒のくら交流施設の来場者数が26日、6000人に達し、記念のセレモニーが行われた。11日に開幕したまつりも残すところ1週間となり、実行委では来場者に楽しいひとときを過ごしてもらおうと、もてなしに努めている。

 6000人目になったのは、同町の横藤美沙女さん(24)、長女美伶ちゃん(1)親子。昆野洋子実行委員長から「おめでとう。あなた方が6000人目です」と告げられると、横藤さんは驚きながらも喜び、記念品を受け取って美伶ちゃんと一緒にくす玉を割った。

 宮城県気仙沼市から引っ越してきたばかりという横藤さんは「千厩はひなまつりが有名と聞いていて、娘と来てみたらこんなに歓迎されてびっくり」と話し、趣向を凝らした手作りのつるし飾りや年代物のひな壇を鑑賞して楽しんでいた。

 実行委によると今季は平昌五輪や降雪などの関係で前半出足が鈍かったが、各種イベントの開催などにより後半にかけて客足が伸びてきた。沿岸地域からの客やフリーパスを活用したリピーターも増えているという。

 せんまやひなまつりは3月4日まで。昆野実行委員長は「毎年見に来ても飽きないまつりになるよう心掛けている。昨年と同様の来場者数は見込めないかもしれないが、それに近い数字になるよう関係者一同努力していきたい」と語った。

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