「お宝」なんでも テレビ公開収録 鑑定依頼品募る【一関】
一関市は15日まで、5月20日に同市大手町の一関文化センターでテレビ番組の公開収録を予定している「出張!なんでも鑑定団」の鑑定依頼品を募集している。6日現在の申し込み数は、市内外合わせ82人から135点に上っている。市では100人以上を目標に申し込みを受け付けており、「多くの人たちにぜひ応募してほしい」と呼び掛けている。
「出張!なんでも鑑定団」は、テレビ東京系列で放送されている番組「開運!なんでも鑑定団」の人気コーナー。先祖から伝わる家宝や価値が不明な骨董(こっとう)品など、一般家庭にある「お宝」を専門家が鑑定する番組として視聴者の人気が高い。
鑑定依頼品は1人何点でも応募可能で、全体像と主要な部分(絵柄、文字)、銘や落款などが分かる写真3点以上と、鑑定依頼品にまつわるエピソードを添えて申し込む。応募は収録予定日に出場可能な人に限られる。
市広聴広報課によると、これまでに市内67人、県内9人、県外6人の計82人が申し込みしており、鑑定依頼品数は135点に上っている。依頼品ではつぼや花瓶などといった陶芸品、掛け軸、キャラクターグッズなどが多く、中には戦時中の国債(額面20円)も出品されているという。
一方、観覧希望者は4月20日まで申し込みを受け付けているが、これまでに833通のはがきが届いている。1通当たり2人以上入場できることから既に定員1200人を上回る状況となっているため、抽選で入場者を決定する。
鑑定依頼品について同課の担当者は「毎日のように問い合わせが来ている。遠慮せずにどんどん応募してほしい」と話している。
問い合わせは同課=0191(21)8182=へ。