“はっと”するレシピ 千田さん親子考案「白菜ロール」が最優秀賞【奥州】
「奥州はっと」親子アイデアレシピコンクール(奥州はっと軒連会主催)表彰式は30日、奥州市水沢区の奥州商工会議所で行われた。「奥州はっと」の普及拡大につなげることを狙った初めての企画で、応募作品13点の中から「白菜ロールのトマト煮込み」が最優秀賞に輝き、千田心愛さん(一関市立山目小学校5年)と母親の砂織さん(43)が表彰された。
子供たちや若い世代にも「はっと」に親しんでもらおうと親(保護者)と子(中学生以下)の2人一組を対象にアイデアレシピを募集。13点の応募があり、審査で最優秀賞1点と優秀賞2点を選んだ。
同日は最優秀賞の表彰が行われ、同会の高橋政志代表が千田さん親子に賞状と記念品を手渡した。
家庭にある食材を使って手軽に調理できる点が高く評価された「白菜ロールのトマト煮込み」は、キャベツの代わりに白菜を利用し、トマトのほど良い酸味が特徴。心愛さんは「はっととベーコンを重ねて巻き、かみ応えとボリューム感が出るように工夫した。自信がなかったけど、最優秀賞に選ばれてうれしい」と笑顔を見せていた。
同会では、入賞作品3点について学校給食センターにレシピを提供し、市内小中学校給食で採用してもらう予定。一般向けには、同会参加店(31店舗)での提供を提案していく。優秀賞は次の通り。(敬称略)
▽「はっとDEフォンデュ」八木佳香(岩谷堂小学校1年)・真由美▽「はっとうふキッシュ」阿部哲史(水沢こども園)・千秋
