花巻

想像力 賢治のすごさ 多賀谷さんトークショー 本県自然の美解説【花巻】

作品を解説する多賀谷さん(右)

 花巻市東和町の東和図書館内けやきラウンジで東日本大震災チャリティー写真展を開催している同町の多賀谷真吾さん(48)は15日、会場でトークショーを行い、本県の自然の魅力などを語った。

 兵庫県出身の多賀谷さんは2007年ごろから本県に移住。これまでに約20万キロを車で走って風景写真を撮影してきたといい、岩手山や浄土ケ浜などを被写体とする自然の美について解説した。

 花巻については宮沢賢治に触れ、「(賢治は)イギリス海岸と名付けたり、早池峰山をウェールズのスノードンのようだと表現したりと、行ったこともない風景に例えている。ところが、自分が実際にウェールズに行ってみたら、本当に早池峰山そっくりの角度があった。見たことはなくても、確かな想像力があるところが賢治のすごさなのだと思う」と語った。

 同展は「いわて四季彩々」をテーマに4月末まで開かれており、3月は春と夏、4月は秋と冬に撮影した写真を紹介。写真集やポストカード、展示作品を特別価格で販売し、収益の一部を「いわての学び希望基金」に寄付する。多賀谷さんは「震災から7年が経過し、風化を感じている。被災地を応援したい」と思いを語る。

 トークショーに続いてアルパコンサートが開かれ、八幡平市のひらやまよりこさん(60)が、ハープに似たパラグアイの民族楽器アルパで「アメージンググレース」「滝」などを披露した。

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